ほんとうにケミカル染料が全く混ざってない100%ヘナに対してですが、ヘナは身体に安全な成分であるため、アレルギーをお持ちの方であっても安心して白髪染めを行うことができるといわれています。
しかし100%アレルギー反応を起こさないのかって言われるとそうではありません。植物性アレルギーをお持ちの方もいらっしゃいますのでそういった方がご使用になるとアレルギー反応が出る可能性があります。
植物性アレルギーと言ってもどの植物(成分)に対してアレルギー反応が出てしてしまうのかによっても変わってきます。私は花粉症ですが代表的なスギ花粉はアレルギー反応を起こしませんが、その他ヒノキ花粉(3~5月)イネ科(4~11月)ブタクサ花粉(8~10月)ヨモギ(8~10月)とアレルギー反応を起こすため冬以外の全ての季節で鼻つまりや鼻水などの問題に悩んでいました。
悩んでいました。というのは治ったわけではなく、私は今インドで生活しておりますのでそれらの花粉に対してほぼないのでアレルギー反応を起こしてないだけです。

話しは戻してこのアレルギーなんですが、自分が何の成分にアレルギー反応が出るのかまたは起こしやすいのか全ての成分を調べるのは不可能にちかいです。
聞いたことがあると思いますが、パッチテストを行うのがベターだと思います。使用するヘナやヘアカラー剤を腕の内側など皮膚の薄い部分に直接塗布して48時間放置させてアレルギー反応が出るかどうかのテストなんですが、何も反応が出なければ大丈夫。
しかし反応がでなかったので1週間後でも大丈夫といえば、そうではありません。パッチテストは48時間後直ちにするのであればアレルギー反応は極力起こしにくいというテストだからです。
(かぶれなどの症状が現れた場合には、その製品のご使用を控え、皮膚科で診断を受けて下さい)
しかし髪を染める成分として植物成分と化学染料(化学薬品)を比べるとアレルギー反応を引き起こす率が高いのは圧倒的に化学染料です。白髪染めという観点だけで考えるのであれば、即効性がありパワーも強いヘアカラー剤でもいいのですが、そこには髪や頭皮だけでなく人体に悪影響を及ぼす化学薬品配合になります。
ヘナはヘアカラーと同じような仕上がりにならないですが、これは全く別物です。髪や頭皮そして人体の健康を損なわない方法で白髪染めを行いたいのであれば、時間はかかったとしても、ヘナでの白髪染めに勝るものはありませんよ。ヘナでカブレの症状が起きたという症例もいくつか目にしますがそのほとんどがケミカル染料が混ざっている物です。最近では100%天然のヘナと植物によって製造されている商品か分かりにくくなってきていますが、100%天然物のカブレに対するリスクは僅かになっています。